立ち上げの基本操作から計算の実行まで。実務に必要な操作をひとつずつ丁寧に解説。

個別トレーニング

DEFORM個別トレーニング

DEFORMを導入されたお客様に向けて、㈱ヤマナカゴーキン東京工場にて3日間連続の対面式トレーニングを実施しています。このプログラムは、CAEソフトをこれまで触ったことがない方でも、安心してスタートできるよう設計された内容です。
トレーニングでは、ソフトの起動やライセンス認証といった立ち上げの基本操作から、画面構成や各種設定、計算の実行まで、実務に必要な初期ステップをひとつずつ丁寧に解説。専用チュートリアルに沿って実践形式で操作を学びながら、自然と手が動く状態へと導きます。
また、「メッシュ」「ソルバー」などCAE特有の専門用語や概念についても、背景からわかりやすく解説。ソフトの使い方だけでなく、「なぜそうするのか」まで理解できる、実務に直結する学びが得られるプログラムです。

レベルに応じた柔軟な個別指導。“伴走型”トレーニング。

このトレーニングの最大の特長は、完全個別対応による柔軟なカリキュラム設計です。㈱ヤマナカゴーキンでは、お客様ごとの事前情報を把握したうえで、受講者の知識レベルや実務経験に応じて内容を最適化しています。
たとえば、まったくの初心者の方には「応力とは何か」「歪みとはどういう現象か」といった工学の基本概念から丁寧に解説。一方で、CAE経験がある方や他ソフトの使用歴がある方には、操作説明は簡潔にしつつ、重要なポイントや実務上の応用方法に重点を置いた指導を行っています。

 

個別セミナーで使用するチュートリアル

個別セミナーで使用するチュートリアル

また、DEFORMを導入される企業には設計担当者の方が多いため、トレーニング中には
「この設計方針のとき、どんな設定が有効か?」
「解析と実機がズレた場合、どこをどう調整するべきか?」
といった実際の業務を想定した相談にも柔軟に対応。この3日間は、トレーナーと対話しながら深い理解を築ける唯一の機会でもあり、実務でのつまずきを減らすための大きな支えとなります。

㈱ヤマナカゴーキンのトレーナーは、「ここで不安や疑問をすべて解消していただく」ことを第一に、参加者との対話に力を注いでいます。「難しいソフトではない」「まずは触って、動かしてみよう」という雰囲気づくりを大切にしながら、DEFORMの“操作のしやすさ”と“使える手ごたえ”を実感できるトレーニングを提供しています。

1日目)用語の解説からCAE解析の基本的な流れを習得

初日は、ソフトを使い始める前の前提知識として、単位系やCAEで頻出する用語の解説からスタート。続いて、「鍛造」をテーマにしたチュートリアル演習に取り組みます。具体的には、冷間鍛造の2工程を題材とした解析から始め、その後に温度を考慮した温間・熱間鍛造の解析までを体験。成形工程による挙動の違いを理解することで、CAE解析の基本的な流れを習得していきます。

2日目)DEFORMの汎用性や多機能性に触れ、操作スキルを養う

2日目は、DEFORMの持つ多彩な機能やインターフェースの理解を深める日です。ソフト内に用意されている各種ボタンや機能を一通り説明しながら、切削や熱処理など、より幅広い工程に対応するチュートリアルに取り組んでいただきます。これにより、DEFORMの汎用性や多機能性に触れながら、さらに実務に近い形での操作スキルを養います。

3日目)受講者ご自身の課題やワークに取り組む

最終日は、実務課題をテーマにした応用編。受講者ご自身が実際に抱えている課題や、今後解析を進めたいワークを1~2件ご持参いただき、実践形式で解析に取り組んでいただきます。設定を変えたときの挙動の変化や、エラーが出た際の対応方法など、マニュアルには載っていない“現場での気づき”が得られる時間です。

個別トレーニング概要

講座名

DEFORM個別トレーニング

対象者

初導入企業の実務担当者様

開催場所

㈱ヤマナカゴーキン 東京工場(〒285-0802 千葉県佐倉市大作2丁目11-2)

開催期間

3日間 (10:00~17:00)

プログラム

1日目)
・基本操作
・剛塑性体モデル成形解析 (プリプロセッサー基礎)
・解析結果表示 (ポストプロセッサー基礎)
2日目)
・弾塑性体モデル金型応力解析 (プリプロセッサー)
・解析結果表示 (ポストプロセッサー基礎)
・各種機能説明 (ポストプロセッサー応用)
3日目)
・各種機能説明と応用 ( プリプロセッサー応用)
・例題モデルを使用しての課題演習
・各種機能説明と応用 (データ活用・エラー対処)

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